江戸小紋

昨日は、着物が好きだった母の姉、叔母の江戸小紋を着ました。(叔母が亡くなった時、母が譲り受けたようです。)



母の遺品の中にこの着物があったとき、まだ着物のことを全く知らなくて、地味な着物だな~と思いましたが、柄の細かさの繊細さに、これはもっと歳をとってから着れるかもととっておいていました。



着物のことを少しづつ勉強する中で、江戸小紋が格が高く、遠くから無地のように見えるけれども実は高度な染織技術を使った染物と知るようになりました。あらためてみるとその良さが分かるようになりました。とっておいてよかった~!



この江戸小紋、ひとつとして同じ柄がありません。一反分のなかに何十という型紙で染められています。


edo komon 6



edo komon 3



edo komon 4



edo komon 5



edo komon 3



無形文化財の指定をうけた故内田秀一氏の落款があります。目白で後を継いでらっしゃるご子息のホームページで詳しいことが分かります。



裄を直し、丁寧に洗ってもらいよみがえりました。



明るい帯を使えば今から着れるかなと、着てみました。



kimono show 8



こちらのお友達は、お母様が遺した着物が箪笥の中にいっぱいあって着ていなかったのを、私と同じ着付け教室に通い(3回コース!)、昨年から着るようになりました。モダンな柄の大島です。



kimono show 9



こちらのお友達も、お姉さまの着物を譲り受けて着物を着るようになったとか。着物が着れるようになってうれしいとおっしゃっていました。



この帯は、昨年のサローネのマルシェで出店していた京WA・KKAのポピーの帯です。ポップな柄が多く、若い人に人気ですね。




まだ一枚しかもっていない江戸小紋、大切に着ていこうと思います。

東京着物ショー2017

日本橋コレド室町で開かれている「東京着物ショー」の初日に行ってきました。



kimono show 1



会場風景です。これは野村萬斎さん主演の痛快時代劇映画「花戦さ」で使用された衣装の展示です。(6月公開)


メインはキモノスタイル200 という、サローネのようなマネキンによる着こなしの紹介なのですが、その内容が、例えば祖母の着物に刺繍をして新たによみがえらせたりとか、アンティークの着物の展示もあり、着物の楽しみ方の幅を広げるような、着る人の目線にあった提案でした。男性の着物、羽織のコーデもかっこいいのが結構ありました。


引き付けられたのは婚礼衣装でした。


kimono show 6



普段見慣れたレンタル品ではない豪華絢爛な着物、打掛、帯に見とれてしまいました。



kimono show 7



同時開催のイベントも盛りだくさんで、伝統文化とのコラボがいろいろ工夫されていました。



kimono show 3



kimono show 4



これはドーム型の茶室で「ひかりの茶会」というのが開かれていました。(参加費別途必要)



kimono show 2



シュールですね。



フォーマル着物もいくつかありましたが、おしゃれ着物が中心という感じを受けました。着物のハードルをなくして、若い人がもっと着物を新しい視点で楽しんでほしいという意図が伝わってきました。



東京着物ショーのキャラクターに使われた宇山あゆみさんの昭和レトロ人形もかわいい!



kimono show 5



お友達2人と3人で楽しみました。


kimono show 10

テキスタイル展へ

着物やテキスタイルについてつづるブログ「いろのあるくらし」を最近読み始めていました。アップされる着物のコーデがすてきなのです。読み進めていくと、ブログ主akaさん(プロダクトデザイナー飯島 美弥さん)とだんなさまhさん(テキスタイルクリエーター飯島 浩さん )で製作活動をしているようです。作品はどれも自然や動植物の色や形がデザインされていて、他にない独特の世界があります。バッグや小物を作ってらっしゃいます。そのバッグが、もちろん洋服にも合うのですが、やさしい色のせいでしょうか、着物にも合うのです。



近所の西荻窪で展示会があると知って、行ってきました。



aka h 1
「Gallery MADO」


aka h 2
「すぐそばにある花々」



春の陽のさしこむかわいいギャラリーに品物があふれています。




aka h 3



AKA+H Design & Craft のホームページで作品の大体の雰囲気はつかんでいましたが、実際に手に取ってみるともっとよくわかります。ひとつひとつの色、形、柄がどれもすてきでした。 アトリエは群馬県にあるそうで、東京では年に一回、春にこうして一週間の展示会を開いているそうです。(今日は最終日。間に合ってよかったです。)バッグがメインですが、他に小物やハンドプリントの洋服などがありました。みな一点もので個性的です。



着物用のバッグが欲しかったので、迷いましたが、こちらにしました。



aka h 4



が、こちらも捨てがたく、思い切って購入しました。


aka h 66



Miyaさんに伺うと、こちらの作品のファンの方は、毎年いらしてひとつづつ買っていかれるそうです。それがよく分かります。今回は仙台からいらしたお客様もいたようです。



Miyaさんとのツーショットを撮らせていただきました。


aka h 5



着物用のバッグを買いたかったのでもちろん着物で来ました。



馬喰横山の着物問屋辻和さんのセールで仕立てた紬の着物とお友達にいただいた帯です。紬の風合いのあるすてきな綿の帯です。
よそのお宅の前です(^-^;



ao tsumugi 1



ao tsumugi 2




帰りにこのままボイトレに行ったら、先生にたいそう褒められました。着物は数段アップしてくれるのでありがたいです!

着物で茶の湯展

上野の東京国立博物館で開かれている「茶の湯展」に行ってきました。



詳しいことはこちらのHPで見れます。



恥かしながら、お茶の世界を私はほとんど知らないのですが、名品が集まるとのことで行ってきました。最近「なんでも鑑定団」で話題になった「曜変天目」茶碗見てきましたよ。




yohentenmoku.png
静嘉堂文庫美術館HPより



茶碗は、唐物、高麗物、和物へと美への追及が深まってゆく様がよくわかりました。戦いに明け暮れる武将たちの心を魅了した道具の数々ですが実際に使った感想を聞きたいものですね。期間中、展示替えがあり 4月28日(金)〜5月7日(日)だとすべての国宝が見れるそうです。平日は比較的すいていますがGWは混むでしょうね。着物で行くと100円割引です。


この日の着物は、神楽坂のアンティークショップ甚右衛門さんで見つけた琉球紬と、自由が丘のアンティークショップ和衣布さんで見つけた縞の帯です。甚右衛門さんも和衣布さんと同じくリサイクル着物としては少し高めですが、いいものが置いてあります。男性のご店主の着物の説明が楽しかったです。



chanoyu 1
襟がゆるすぎました!



chanoyu 2



この帯にはインド野蚕の証紙がついていました。ワイルドですが品があります。



yasan



一緒に行ったお友達は、この日は着物でなかったので、一ツ橋に行った時のお着物をご紹介しますね。着物はらくやさんで見立ててもらった紬と博多献上帯です。春らしいコーデです。



kamikawa 2



着物のおでかけは、着物が好きな人と一緒だと話がはずんで、とても楽しいですね。



久米島紬

雨が降ったり晴れたりと天候不順な東京ですが、桜がまだ残る神田一ツ橋に出かけてきました。こちらにある共立女子大では、大学が所蔵する服飾品、美術品を定期的に大学内にある博物館で公開することにしたそうです。共立女子大と言えば、おしゃれなオフィスビルのような都心型キャンパスで有名ですが、このようなところまで充実しているとは知りませんでした。



kyoritu 1
(新築の2号館です。こんな環境で大学生活!うらやましい



今回の展覧会は「和と洋が出会う博物館」と銘打って5月15日までです。(土日祝日休館)規模は大変小さいです。一室の3方しか展示スぺースはありません。ガラスの中に、明治、大正の緻密な錦帯、また豪華な縮緬に描かれた数々の伝統的模様の振袖、打掛がありました。一点一点が保存がよく、昔をしのばせます。フランスのアールヌーボー作品は見る機会が多いですが、こちらではオーストリアのレッツ工房のアールデコの花瓶が見れました。ガラスと金属の融合が美しい作品達でした。また明治後期にベネチアで活躍したにマリアノ・フォルチュニィのデルフォスドレスを初めて見ました。三宅一生さんのプリーツプリーズは体の線を隠しますが、マリアノのは体の線がひきたちます。絹の美しさを最大限に生かしたデザイナーとして有名だったそうですが、絹の西と洋を比較できて面白かったです。



先日、自由が丘の和衣布さんで買った久米島紬を着てみました。



kumejima_1.jpg



ランチは近くの学士会館へ。ここは昔は帝大卒業生しか利用できない施設でしたが、今はだれでも使えます。


gakushi kaikann



ここは中華、フレンチ、和食、カフェを歴史ある建物の中でいただけるので、おすすめです。



和衣布さんで買った、洛風林の袋帯です。柔らかく締めやすかったですよ。



kumejima 2



ステンドグラスのエントランスも素敵でしたよ。
プロフィール

あるばとろす

Author:あるばとろす
60代の東京の主婦です。2015年に祖母の着物を受け継ぎ、時々着ています。英語の通訳ガイドをしていました。現在フランス語を学習中です。(目標!仏検2級より上)30年以上のバードウォッチャーです。東京近郊、八ヶ岳南麓、三浦半島に出かけています。あるばとろすはアホウドリの英名、仏名です。お好きなカテゴリだけでもお読みいただければ幸いです。コメント大歓迎です。An English and French speaking Kimono lover who goes out often to watch wild birds. Your comments are welcome if you like my photos!

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
着物の人気ブログ
バードウォッチングの人気ブログ
フランス語の人気ブログ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR