着物で浮世絵展へ

浮世絵のコレクションで有名な、原宿の太田記念美術館へ着物で行ってきました。


曲亭(滝沢)馬琴が誕生して、今年がちょうど250年にあたるそうです。彼の江戸時代のベストセラー『南総里見八犬伝』と源為朝の武勇伝『椿説弓張月』を題材とした浮世絵約80点が展示されていました。


馬琴ちらし



「南総里見八犬伝は」、江戸時代に馬琴が28年をかけて完結した、全98巻、106冊の日本の長編伝奇小説です。



この展覧会で、このお話がどれほど江戸の庶民に愛されていたかが分かります。



特におもしろかったのは、おなじ場面を当時大人気だった、歌川国芳と歌川国貞がどのように描き分けているかとか比較されてあったり、悪漢がヒーローにもんどりうって宙を飛ばされる様や、ワニザメやカラス天狗、龍などファンタジックな生き物が画面いっぱいに大暴れする躍動感でした。その迫力は版画とは思えません。八犬伝のかるたやすごろくが見れたのも面白かったです。登場人物が当時人気だった歌舞伎俳優の顔になっているのも、版画家が大衆に目を向けているのがよくわかりました。



25日までですが23日には学芸員の解説もあるそうです。最近は動物や妖怪で有名な河鍋暁斎とかも大人気ですが、この展覧会も若い人や外国人がたくさん来ていました。美術館のホームページを載せておきますね。


kitagawa komon tate



でーんと貫禄ばかりある着姿で、お許しください。この日の着物は染の北川の小紋の単とインドシルクの帯です。人形町のらくやさんで出会ったかわいい小紋です。私には、縞とかしゃきっとしたほうが合うかなと思いますが、たまにはかわいいのも着たいですね。




yasan back (2)



リクエストにお応えしてバックの写真を追加です。夏向きのゴワゴワとした帯なので、まだ慣れていません。少し曲がってます。



野蚕 帯



これもらくやさんで求めた貴久樹さんのカティヤという帯です。インドシルクで自然な風合いが気に入っています。



この展覧会の前に、ちょっと一人で…寄り道してきました。



銀座のイベントスペースで原宿のきもの屋さん、「伴次郎」が十日町明石ちぢみとゆかたの販売会をしていると知り、行ってきました。



banjiro 1



十日町明石ちぢみ、小千谷ちぢみ、夏塩沢をこの目で見て、本物を触ってきたかったのです。



banjiro 3



水色の反物が明石ちぢみです。絹です。薄くて透け感があり、涼しそうです。




琉球のものもいろいろありましたよ。



banjiro 2



かわいい夏用の籠バッグがたくさんありました。真ん中の白い反物が夏塩沢です。社長さん、後ろから失礼しました。



banjiro 4



竺仙や老舗の織元のゆかたもいろいろ出ていましたよ。



前から一枚欲しかった有松絞が老舗、竹田嘉兵衛商店のであったので、注文してきてしまいました。
またできあがったら着てみますね。


イベントのURL貼っておきます。20日までですが、いいものを見て目の保養になります。かわいい小物もいろいろあっておすすめですよ。イベントスペースは三越のそばです。

銀座で着物ランチ

暑い日でしたが、きもの友達と銀座ランチしてきました。
銀座のホテルモントレーです。





お友達に教えていただいたのですが、ここは知る人ぞ知る穴場で、数に限りがあるランチをネット予約すると、本格的なフレンチのフルコースをとてもリーズナブルなお値段でいただけます。



盛り付けが美しい、お味がよろしい、お皿も温かい。静かで落ち着いた雰囲気でおしゃべりを楽しめます。こちらのサイトでも予約できるようです。



ハッピーになったところで、今話題のGinza Sixを探検しに行ってきました。最上階の屋上庭園を見て、6階の蔦屋書店のまるで美術館のようなディスプレイを堪能して、各階を見て降りました。




草間彌生さんのかぼちゃが可愛い



着物だったら、斎藤上太郎さんのお店がおすすめと、一緒に行ったお友達にご案内いただきました。





ここが本店。以前は六本木ヒルズにあったそうです。もちろん正絹の着物もたくさんありますが、新素材やジャージの着物、帯などが斬新なデザインであります。足袋もおしゃれです。



なんと、お店で偶然、もう一人の着物友達と遭遇!🙀ここの兵児帯がすごいと教えていただきました。







ポリですがデザインがいい~。そしてお値段がびっくり。2万円しません。お友達は兵児帯で銀座結びのような結び方をしていました~!



これから暑くなる夏をどう着物で楽しもうか思案中です。



今日の着物は、琉球紬の着物に京都の栗山工房の紅型帯です。着物で同系色コーデは、タブーらしいのですが、あえてしてみました。





紬フェスティバル 2017

久しぶりに着物を着ました。



銀座で毎年行われている(17回目だそうです)日本紬フェスティバルに行ってきました。5月27日から30日までです。予約制のイベントですが、すずのきさんのサイトで申し込みできるようですよ。



紬の産地からたくさんの生産者さんがいらしていました。本場結城紬、いしげ結城紬、牛首紬、小千谷縮、小千谷紬、伊那紬、郡上紬、古代織、もじり織、蝦夷織、久留米絣、塩沢紬、正藍大島紬、糸芭蕉紬、久米島紬、首里織、紅型、花織などなど。



なかでも目を引いたのが、産地からいらした生産者さん達の実演です。



本場結城紬の真綿づくり。



2時間ゆでた後にお湯の中で繭を開け、袋状にして広げます。お湯の中でそ~っとそ~っとです。



yuki 1



前にある茶色いものはさなぎ状になっているお蚕様!「まるで仏様のようでしょう!」とおっしゃいます。なるほど、形がそのように見えます。養蚕で生活をしている人々にとっては、大切な大切なお蚕様です。



こんなに広がります。これを5-6枚重ねたものが真綿のひとかたまりになります。 右側にあるのがそうです。



yuki 2



その真綿を乾かして、指で糸をつむぎます。太さはその人それぞれで違うそうです。この方の着ている紬ももちろん結城です。左にあるピンク色の紬もご自分で織ったそうです!



yuki 3



こちらは奄美の糸芭蕉から繊維にする作業の実演です。



itobasho 1



葉っぱから綺麗な繊維質をとるために、たたいたり、煮たり、手をかけて糸になります。



itobasho 2



こちらは牛首紬の「のべびき」という糸をつむぐ作業の実演です。



90度ぐらいの熱湯の中にある繭から何本かのほそい生糸を集め、そのまま糸にしていきます。上の方に細い生糸がみえますが、じつは数個の繭からほそ~い糸をあつめて一本にしています。それを糸車で巻き取っています。



ushikubi 1



奥にあるのが牛首紬で使われる玉繭です。中にお蚕様が2頭入っています。手前は普通の繭です。玉繭は1.5倍くらい大きいです



ushikubi 2



販売会場では



琉球からの数々の紬



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黄八丈



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なかなかお目にかかれない本場塩沢紬など逸品が目白押しです。



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たくさんの反物を見れて、幸せでした。もちろん一回見ただけではとても分からないほど、奥の深い世界でした。



ブロ友さんと行きましたが、撮影用のお花畑の天幕の前で記念写真です。祖母の縞の紬と帯です。バッグはaka-hさんを初めて使いました。とても使いやすいです。



tsumugi festival mini





江戸小紋

昨日は、着物が好きだった母の姉、叔母の江戸小紋を着ました。(叔母が亡くなった時、母が譲り受けたようです。)



母の遺品の中にこの着物があったとき、まだ着物のことを全く知らなくて、地味な着物だな~と思いましたが、柄の細かさの繊細さに、これはもっと歳をとってから着れるかもととっておいていました。



着物のことを少しづつ勉強する中で、江戸小紋が格が高く、遠くから無地のように見えるけれども実は高度な染織技術を使った染物と知るようになりました。あらためてみるとその良さが分かるようになりました。とっておいてよかった~!



この江戸小紋、ひとつとして同じ柄がありません。一反分のなかに何十という型紙で染められています。


edo komon 6



edo komon 3



edo komon 4



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edo komon 3



無形文化財の指定をうけた故内田秀一氏の落款があります。目白で後を継いでらっしゃるご子息のホームページで詳しいことが分かります。



裄を直し、丁寧に洗ってもらいよみがえりました。



明るい帯を使えば今から着れるかなと、着てみました。



kimono show 8



こちらのお友達は、お母様が遺した着物が箪笥の中にいっぱいあって着ていなかったのを、私と同じ着付け教室に通い(3回コース!)、昨年から着るようになりました。モダンな柄の大島です。



kimono show 9



こちらのお友達も、お姉さまの着物を譲り受けて着物を着るようになったとか。着物が着れるようになってうれしいとおっしゃっていました。



この帯は、昨年のサローネのマルシェで出店していた京WA・KKAのポピーの帯です。ポップな柄が多く、若い人に人気ですね。




まだ一枚しかもっていない江戸小紋、大切に着ていこうと思います。

東京着物ショー2017

日本橋コレド室町で開かれている「東京着物ショー」の初日に行ってきました。



kimono show 1



会場風景です。これは野村萬斎さん主演の痛快時代劇映画「花戦さ」で使用された衣装の展示です。(6月公開)


メインはキモノスタイル200 という、サローネのようなマネキンによる着こなしの紹介なのですが、その内容が、例えば祖母の着物に刺繍をして新たによみがえらせたりとか、アンティークの着物の展示もあり、着物の楽しみ方の幅を広げるような、着る人の目線にあった提案でした。男性の着物、羽織のコーデもかっこいいのが結構ありました。


引き付けられたのは婚礼衣装でした。


kimono show 6



普段見慣れたレンタル品ではない豪華絢爛な着物、打掛、帯に見とれてしまいました。



kimono show 7



同時開催のイベントも盛りだくさんで、伝統文化とのコラボがいろいろ工夫されていました。



kimono show 3



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これはドーム型の茶室で「ひかりの茶会」というのが開かれていました。(参加費別途必要)



kimono show 2



シュールですね。



フォーマル着物もいくつかありましたが、おしゃれ着物が中心という感じを受けました。着物のハードルをなくして、若い人がもっと着物を新しい視点で楽しんでほしいという意図が伝わってきました。



東京着物ショーのキャラクターに使われた宇山あゆみさんの昭和レトロ人形もかわいい!



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お友達2人と3人で楽しみました。


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プロフィール

あるばとろす

Author:あるばとろす
60代の東京の主婦です。2015年に祖母の着物を受け継ぎ、時々着ています。英語の通訳ガイドをしていました。現在フランス語を学習中です。(目標!仏検2級より上)30年以上のバードウォッチャーです。東京近郊、八ヶ岳南麓、三浦半島に出かけています。あるばとろすはアホウドリの英名、仏名です。お好きなカテゴリだけでもお読みいただければ幸いです。コメント大歓迎です。An English and French speaking Kimono lover who goes out often to watch wild birds. Your comments are welcome if you like my photos!

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