着物で星岡日本料理講習会 11月


11月の星岡日本料理講習会に行ってきました。



今回は私の方に急な用事が出来、カンカンさんとは別の日に一人で行きました。


IMG_6888.jpg

今月の掛け軸は千利休の辞世の句だそうです。ネットで調べたところ以下の説明がありました。

人生七十 力囲希咄
吾這寶剣 祖佛共殺
(堤る我得具足の一太刀
今此時ぞ天に抛)


(いろいろ解釈があってかなりむずかしいらしいです。下記はその一例です。)
人生ここに七十年。
えい、えい、えい!(忽然と大悟した時に発する声)。
この宝剣で祖仏もわれも、ともに断ち切ろうぞ(まさに、活殺自在の心境)。
私はみずから得具足(上手に使える武器)の一本の太刀を引っさげて、
いま、まさに我が身を天に抛つのだ
(いまや、迷いの雲も晴れた、すっきりした心境)。
[中公文庫 利休の死;小松茂美(中央公論社)]



茶花も、まず花器がいいし、小さな椿に枝ものを大胆に配していて素敵だな~と思いました。



11月と12月はおせち料理を教えて下さいます。うちは喪中なので祝いの重は作りませんが、何品か料理として作ろうと思います。


おせち向け
伊達巻
黒豆の直煮
田作り
りゅうひ昆布巻
鶏うにかまぼこ
酢ごぼうごまよごし
魚の卯の花押し

吸物 絹ごしとうふ卵じめ

焼物 西京味噌漬焼 菊かぶら酢漬

強魚 牛肉の生姜煮

和え物 柿のみぞれ和え



盛り付けが美しいです。



hoshi 11 2



hoshi 11 1



hoshi 11 3



伊達巻は自分で作るとおいしいよとおっしゃっていました。卵に魚のすり身(白いもの)、山芋、空炒りした小麦粉、調味料を加えたものを焼きます。コンロに魚焼き網をのせて、その上に卵焼き器を載せてゆっくり焼くというのがコツです。片面焼けたらひっくり返してまた焼きますが、少し焼き目が付いた方がきれいです。すだれで巻くときは一度すだれごと巻いて癖をつけて、それから卵だけで巻くとうまくいくそうです。巻き終わりを下にしてすだれごとそのまま置いておきます。



黒豆は、煮汁を透明にする方法もありますが、豆の味があまりしないので、ここでは煮汁が黒くなる直煮です。豆は煮る前に一晩水につけるというのは私も知っていましたが、そのつけ汁も、水だけでなく砂糖も入れるとは知りませんでした。いろいろ勉強になります。それをいったん温めてから豆を入れて一晩置くそうです。その時重曹を小さじ1杯ぐらい入れると皮も芯も柔らかくなるそうです。



菊かぶら酢漬けは、祖母がよく小さめのかぶを買って、きれいに切れ目を入れて美しい菊花かぶを作ってくれていたのを思い出します。鷹の爪の一片が花芯となって美しい料理です。食べるのは一口で食べてしまいますが。



田作りのごまめ(ちいさいもの)は弱火で20~30分も炒るそうです!からめる調味料を煮詰めたところに油を菜ばしで数滴たらすとできた時ばらけてつやがいいとのこと。



りゅうひ昆布は、龍皮昆布とも求肥昆布ともいわれ、この昆布を使った龍皮巻は京都のおせちの定番だそうです。北海道の折昆布を蒸し、砂糖を塗って味付けし、何度も風を通して乾燥させた大変手間のかかるものだそうです。酢ふきんでふいた龍皮昆布を試食させていただきましたが、都こんぶの味がしました。酢洗いした白身魚を使い、中心に生姜が入っています。輪切りにして中をみせると美しくておいしい逸品です。



この日は一人でしたが、頑張って着物を着ました。着物談義ができるお友達がいなくて寂しかったです。着物は語る友が必要だな~と再認識しました。



先日、紀尾井ギャラリーで買ったリサイクルの芝にスズメの着物です。



suzume 1



帯は神楽坂のリサイクルショップ「きものスタイル」で買った菊の帯です。菊の半襟と合うかな~と思いました。(周りの花は菊のようですが、花弁の広い中心の白い花は何か分かりません。)



suzume 2

コメント

スズメの着物

素敵な色合いのお着物ですね〜😍
割とパキッとしたコーデが多いと感じられるあるばとろすさんですが、今回の柔らかな彩りもとってもお似合いです💕 ベージュの半襟の効果もあるのかな?

おせち

年々作らなくなっています。
田作り、20~30分ですか!
昔はフライパンで炒っていましたが、今では電子レンジでチンしてます(笑)。
手を掛けた分、美味しい料理ができそうですね。

今回のお着物、秋らしい雰囲気です。

素敵です

茶花が素敵ですね♪
生ける本数や、形を気にして
つい足し算の美しさを求めるけど、
引き算の美でしょうか?
シンプルだけど趣があっていいですね♡
美しく盛られたお料理♪。
小皿が活躍してますね。
美味しそうです~
着物姿もステキです♡
ブルーの着物に
半襟と帯の色がピッタリですね。

No title

素敵 (*^▽^*)
雀の柄なんですね 
紬でしょうか 
菊の帯 これもいいですね 
格が上がって見えますわ 

星岡さんでの教室 充実しているようですね 

スズメの着物

yukamさん お褒め頂き、ありがとうございます。このリサイクル着物は色がまず目を引きました。鳥は翼が長くツバメっぽいのでカンカンさんと悩みました。バーダーとしては、尾が短いのでスズメかなと結論付けています。もうちょっと翼を短くしてほしかった!v-290スズメはこのようにチュンチュン群れでいることが多いので風景としてもありそうです。色半襟は印象が優しくなるかもしれませんね。まだよくわかりません。

田作り

みどりさん コメントありがとうございます。はい30分ですって。何をしながら炒ったらいいでしょうね。ラジオかな。料理は手間の中に愛情があると思いました。

お茶の世界

桃ママさん コメントありがとうございます。今日は別のお茶にくわしいお友達から、今日(20日)は今年の亥の子餅の日ですよとお知らせがありました。最近私のまわりにお茶の達人が集まってきていろいろ教えて下さってうれしいです。ここで掛け軸や茶花のしつらえを見るのが楽しみになってきました。

着物

木蓮さん コメントありがとうございます。この着物は紬です。染が個性的ですがどのような染かまだよくわかっていません。菊の帯は神楽坂のリサイクルショップ「きものスタイル」の片寄店長がおすすめの帯でした。今の季節に合いますね。木蓮さんの和菓子のIORIセミナーのレポートも毎回楽しみにしています!

No title

着物は語る友がいた方が・・そうですよね。
ああだこうだと着物について話すのが楽しいです。
菊の帯、上品で素敵。お色もいいですね~

料理の話し、いつも楽しみに拝見しています。
いつも丁寧に聞き取っていらっしゃるのですね!
感心します。お部屋の佇まいにも惹かれます。
いかにもお着物が似合いそうな雰囲気ですね~

キモノ

着物は人を繋ぎますね。一人より二人の方が楽しい。
あのスズメの紬着られたのですね。お写真では微妙な色合いが出ませんが、すごくいい色でした。半襟のおしゃれも始まり、どんどん進化していきますね。池田に行くとさらに帯揚げと帯締めの全体のマッチングのことを教えてもらえます。そして帯どめで仕上げるのですね。私は帯どめはあまり好きではありませんが。
私も星岡の日は和服どうしようかと思ったのですが娘に背中押してもらって夜コンサートもあるし頑張って着て行きました。しかも小雨も少し降ったりやんだりの日。
一人だと少しつまらなかったけれど、同席の70代、80代の生徒と一緒に先生に言いたい放題。田作りは電子レンジが簡単でいいとか・・
私はここでおせちを習ったら、紅いかまぼこ以外は全部作るようになりました。
あるばとろすさんはいつも掛け軸のことまで調べてすごいなと思います。まず字が読めない場合が多くて。
今回のお軸は星岡の主宰者の方が書かれたとのことです。そしていつも受付して下さる方は主宰者の奥さまですって!

着物

sognoさん ありがとうございます。この歳で新しいお友達ができるとは思いませんでした。今年ははじまりの年になりました。着物は伝統工芸品を身にまとっている幸福感があります。その気持ちを分かち合える友達がいるというのはまさに奇跡です。人生が楽しくなりました。
この料理教室は昔から続いていますが、この間ご一緒した80代のご婦人は40年通っているとおっしゃっていました!ご近所にこちらのレシピで煮た黒豆を配るのが恒例になっていると笑ってらっしゃいました。

着物

カンカンさん コメントありがとうございます。雨の日なのに頑張って着られたのですね。来月はご一緒できるといいですね。お仕事にプライベートに前へ前へすすむ力がすごいです。この着物は前にどんな方が着たのでしょうね。そんなことを想いながら着ています。

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プロフィール

あるばとろす

Author:あるばとろす
60代の東京の主婦です。2015年に祖母の着物を受け継ぎ、時々着ています。外資系企業で秘書や通訳ガイドをしていました。現在フランス語を学習中です。30年以上のバードウォッチャーです。あるばとろすはアホウドリの英名、仏名です。コメント大歓迎です。コメント投稿欄のパスワードは後からご自分で削除する時に必要なもので、なんでもいいです。An English and French speaking Kimono lover who goes out often to watch wild birds. Your comments are welcome if you like my photos!

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