着物で星岡料理講習会 - 12月



今月も残念ながらカンカンさんと日取りが合わず、一人で行ってきました。日差しは強いですが、空気が大変冷たい日です。



掛け軸は、禅語の「本来無一物」からのようです。これから新しい年を迎えるにあたって、なにか心の中をきれいさっぱりにしてくれるようなすがすがしい言葉です。



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お正月用口取り
くりきんとん
鶏味噌松風焼
卵さらさ焼
錦卵
紅白なます
海老酒煮

煮しめ
海老芋含め煮
昆布巻
手綱こんにゃく ささごぼう
たけのこ煮
梅花人参
蓮根の炒め煮
椎茸煮

蒸物
かぶらむし
鶏の蒸ロース (そばに添えられた)

ご飯
年越しそば



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豪勢なお料理の数々にびっくりです。持ち帰り用のパックをご用意いただきましたので、家人用にきれいなお料理を持ち帰っていただきました。



まず、このおそばが美味しかったです。鶏の蒸ロースが添えられて、これだけでも十分な昼食になります。鶏のもも肉はフライパンで焼くと固くなりますが、これは蒸してあるのでとてもやわらかです。まず火が通るように皮側をフォークで刺しておきます。お湯であくを流し、調味液の中に付けた状態で上下を変えて蒸します。美しくそぎ切りにした鶏肉のまろやかな味はそばを包み込んで絶品でした。



くりきんとんは、簡単!とおっしゃっていました。おいしい栗の甘露煮を買うことが大事だそうです。生徒さんの一人が榮太樓の進物用がいいとおっしゃっていました。おいしい甘露煮とその蜜を使うことが大事だそうです。金時芋の皮はピーラーでむかないで厚めに包丁でむきます。皮の近くに繊維があって、ケチって残すと後で歯に当たるそうです。厚く切った皮はせんぎりにして揚げてもおいしいよと無駄にしない方法も教えていただきました。輪切りにした金時芋は水から煮立たせて一回水を捨ててあくをとります。それからクチナシを入れてゆでますが、煮崩れるくらいまでゆでてお湯を切り、砂糖を加えもう一度火入れをして練ります。それを裏ごしにするそうです。そこに甘露煮の蜜や砂糖、みずあめ、塩、みりんをいれて弱火で味を調えます。



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今は馬の毛を使った裏ごし器は少ないようです。



卵を使ったお料理がたくさん出てきましたが、その中で「卵さらさ焼」の名前に惹かれました。キクラゲ、人参、海老、鶏手羽と色とりどりの具材が入っていて、まるで更紗模様のようだからとのこと!お味もとても深くておいしかったです。レシピを見て自分でも試したいと思いました。



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ケシ粒の載った松風焼も美味しかったです。二度挽した鶏ひき肉の半分をそぼろにして裏ごしして、残りの半分は生で合わせて料理するところがコツのようです。西京白味噌を少し使います。お酒のつまみになりますね。鉄扇串を刺すと扇になります。



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道明寺粉を使った白身の魚のかぶら蒸も美味しかったし、煮しめのお野菜も野菜の素材の味がしました。海老芋も皮を厚くむくそうですよ。



皆さんのお正月はどんなお料理が並ぶのでしょう。教えてくださいね。



今日の着物は人形町らくやさんのセールで買ったゼンマイ紬です。 



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帯はらくやさんのスタッフに見立てていただいた茶色の博多帯です。料理講習会で一緒になった方に、寒い時に白い着物もいいですねと褒められました。



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コメント

星岡

あるばとろすさんは本当に気持ちよさそうにお着物を着ていらっしゃいますね。
風邪で今回はパスかと思いましたが、行くことができて良かったです。
お軸は無一物だったのですね。私が行った時は花が架けてあっただけでした。すっきりしていて気持ちが締まりますね。
昔、お茶の先生のところにも「本来無一物」とか「無事是貴人」という掛軸が時どきかかっていました。シンプルで力があります。
鶏の松風焼は本当においしくできますよ。今年はどれを作ろうかと習いたてからだんだん品数が少なくなってきそうです。
来月はご一緒したいですね。

No title

わあ、黄色い帯締め1つで、とってもモダンと言うか、お洒落度がグッとアップしますね~
本当にあるばとろすさんは、小物使いが素敵!
茶色の帯が一層引き立ちますね。

ねーさん、寒かろ

ねーさんとこコメント数が多いので早いうちにカキコミ失礼しますキャハ

いいですねぇ、お着物も料理も和室の床の間も、和の趣・・凛として清楚で^^

あぁ、お蕎麦だけでもご相伴したい蕎麦好きのあたす。

ねーさんのベリーショートの首元、博多の8寸帯、羽織り物なし、日陰での撮影に毛布をかけてあげたくなっちまいますジタバタ

でも日なたで撮ると色が飛んじゃうし(;_:)

寒さをもろともせずに微笑む ねーさんは最強ざんす。どうぞ風邪をぶり返しませんように。

着付け

カンカンさん お褒め頂き、ありがとうございます。着物はいくら着付けを習ってもその人の体形とかでそれなりの姿にしかならない~とあきらめています。楽しんで着れればよしとしています。実際紬の織を近くで見ているとそれだけでるんるんします。洋服ではなかなかこのような経験がありません。またお料理教室ご一緒しましょうね。

博多帯

phénixさん ありがとうございます。実は黄色の帯締めでよかったのか自分では後で悩んでいたのですよ。博多帯はあまりに伝統的な柄なので、パスすることもありますが、この紬には映えると思って何度か着ています。

きもの

ミケさん コメントありがとうございます。このあとコートに襟巻ぐるぐるで暖かくして出かけました。まんまる狸のようでした。着物の作法も知らずに恥をどれだけかいているのかなとも思いますが、その世界にいるというだけでも満足しています。これからもいろいろご教示くださいね。最近、また幸田文さんの文を読んで昔の古い日本の建物の中での着物の生活がいいなと思っています。

眩しいくらい!

あるばとろす様
ほんと、白い着物もとてもきれいでお似合いです。お天気もぴかぴか。
髪型もうらやましいです。
お料理教室はほんとにあこがれます。
鴨も蒸してからだと柔らかいのですね。
いいこと教わりました。
着物もお料理も写真を楽しみにしてます。
こころの贅ですね。

No title

見た目地味目なのに、手がかかったこんなおせち、いいですね~ ぜひ、ぬる燗でいきたい!
でも、これを自分で作るとなると、ちょっと根性がいりますね。
おせちを全部自分で作ったのは、大学生の頃が最後です(笑)  

好きなこと

栗坊さん 過分なお褒めのお言葉、ありがとうございます!着物はおばさんを元気にするので、みなさんにももっと着てほしいです。何でもご自分が楽しめるものを見つけるだけでもいいのでしょうね。

おせち

ponkichiさん いえいえあれだけの洒落たお料理をサササーと作ってしまうponkichi さんの腕もすごいですよ。🍶幸田文さんの文で、父幸田露伴がお重に詰めたものはまずくなると言っていたというのがありましたよ。この料理のようにいくつかを綺麗に皿に盛り合わせるとお酒が進むのでしょうね。ホントに懐石料理は見えないところの手間にびっくりします。

No title

こんばんは♪

豪勢なお料理ですね。
私は習っても自分で作れない気がします・・・(笑)
冬の陽射しに白い着物♪
素敵に着こなしてますね
茶の帯に
黄色の帯締めの色合わせがいいですね♪

日本料理

桃ママさん お褒め頂きありがとうございます。白い着物もいいようですね。安心しました。懐石料理は見ても美しいですね。自分でできるか分かりませんが教えていただくだけでもとても勉強になります。なにしろ心をこめて料理を作っているというのが伝わってきます。

盛り付け

美しいですね。
日本料理の粋を感じます。
見ただけでワクワクします。

お重に詰めない、というのは分かるのですが、お正月に食事のたびに手間ですね。
美味しいものを追求するとはそういうことかもしれません。
私には真似できませんが。

博多の帯がとても素敵ですよ。

盛り付け

みどりさん コメントありがとうございます。本当に盛り付けが美しいですね。何種類もの手をかけたお料理を少しづついただくのは究極のぜいたくです。作っている方を目の前で見ているだけでも勉強になります。

No title

こちらも保存版にしたいような記事ですね。
私はいつもあるばとろすさんの料理メモに感心してしまいます。
そしてこのメモを読ませて頂くのが大好き!
いつも思うのですが、料理は勿論のこと、使い込んだ料理の道具というものは美しいですね。裏ごし器、いいなあ。惚れ惚れしてしまいました。
 
そうそう、クリスマス会、どうぞ楽しんできて下さいね♡

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料理教室

sognoさん 温かいお言葉ありがとうございます。ここの料理講習会はレシピを教わるというより、料理を作る心をを教えられている気がします。古い道具も美しいです。そんな感動が伝えられたらと思って書いています。
クリスマス会、おかげさまで楽しく終了いたしましたよ。お師匠の香子様にもお目にかかることができました。すてきな方でした。e-51sognoさんのお話で盛り上がりましたよ!

ありがとうございます

20:41内緒さん、コメントありがとうございます。ちゃんと届いていますよ。ぜひメアドも内緒コメントで教えてくださいね。コメントは「パスワード」を入れておくと後で削除ができます。「非公開コメント」のボックスをチェックすると管理者だけ見れる内緒のコメントになります。最後に変な絵文字が何に見えるか?と聞いてくるのは、その操作をしているのが人間か機械か見極めるためです。コメントって初めてだとこわいですよね。でもブログを書いているものにとってコメントいただけるとうれしいんですよ。また他の人のコメントを見ることでこんな方がいると知ることもできたりもします。Go for it!

No title

これで お節料理も ばっちりですね (*^▽^*) 
アルバトロスさんが 作ったおせちも ?公開していただけるのかしら?
じっちゃんの 器で かざられる記事楽しみにしています 

日本料理

木蓮さん コメントありがとうございます!今年姑が亡くなったので来年はおせちはなしです。でもお酒のあてとかに少し作ってみようと思います。

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プロフィール

あるばとろす

Author:あるばとろす
60代の東京の主婦です。2015年に祖母の着物を受け継ぎ、時々着ています。外資系企業で秘書や通訳ガイドをしていました。現在フランス語を学習中です。30年以上のバードウォッチャーです。あるばとろすはアホウドリの英名、仏名です。コメント大歓迎です。コメント投稿欄のパスワードは後からご自分で削除する時に必要なもので、なんでもいいです。An English and French speaking Kimono lover who goes out often to watch wild birds. Your comments are welcome if you like my photos!

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