諏訪湖でバードウォッチング 


3か月ぶりに八ヶ岳南麓の山荘に行ってきました。



まず初日は遠出して長野県の諏訪湖に行きました。山荘から車で40分くらいかかります。



実は、諏訪湖で有名なオオワシ、グルちゃんに会えたらと思っていました。



ここは諏訪湖の東の高台にある湖を一望に出来る立石公園です。こちらで鳥を観察している方に「諏訪湖にオオワシが来ていると聞いたのですが・・・」とたずねたところ・・・・



suwako tateishi



「あ~、おそらく昨日か今日、旅立ったんじゃないかな~。」とのこと。残念でした!このオオワシは若い頃、諏訪湖で傷ついて飛べなくなっているところを、地元の方々に助けられ再び放されたそうです。するとそれ以来、はるか遠いシベリアから諏訪湖に毎年越冬しに帰ってくることで、諏訪ではとても有名な鳥です。19年も毎年帰ってくるので地元の方は12月になると、今か今かと心待ちにしているそうです。



諏訪湖は一週間前までは全面凍結していたそうです。今年は5年ぶりに氷が盛り上がる「御神渡り」も出現してニュースになっていましたね。暖かい風が吹いて一部が溶けたら、一日であっという間に全部溶けてしまったそうです。



来年はぜひ会いたいと思います。



もう1種類の冬の使者、ハクチョウはまだ残っていました。そろそろシベリアに向かって旅立つそうです。ハクチョウはオオハクチョウとコハクチョウがいますが、諏訪湖は小型のコハクチョウがほとんどです。皇居にいるコブハクチョウは外来種が定着したものだそうです。



suwako swan couple



野生のコハクチョウに会うのは伊豆沼で見て以来30年前ぶりです。この日は30羽ぐらいいました。



suwako swan flock



水をかぶりながら毛づくろいをしていましたが、このように水の中をぐるぐる回りながら、まっさかさまになって足をだす姿がかわいかったです。



suwako swan ashi



純白で、堂々としていて美しいです。



suwako swan flap



仙台の伊豆沼でコハクチョウにあった時、青空をバックに飛ぶコハクチョウを下から眺めたら、白い翼が陽に透けて見えたのです。その時の感動は忘れられません。



suwako swan flight 1



アルプスをバックに飛ぶ姿は最高に写しかったです。頭が灰色なのは幼鳥で、数年で真っ白になります。



suwako swan flight alps



(追記) 諏訪の山の中で、自然に囲まれて暮らしている画家の片田好美さんからお伺いしたのですが、諏訪湖白鳥の会というのがあって、会の方々は連日早起きして餌場確保のため、全面凍結する諏訪湖のかなり広範囲に氷割しているそうです。凍てつく寒さの中で手足の感覚も失った頃、八ヶ岳の頂きに陽が昇るのだそうです。諏訪湖で白鳥や沢山のカモを一堂に見られるのはこの方々の40年近くに渡る餌やりのおかげとのことでした。知りませんでした。おかげ様でたくさんのハクチョウとカモに出会えました。感謝です。



カモはホシハジロが多かったです。



suwako hoshihajiro mure



頭が三角でおむすびみたいで、かわいいです。



suwako hoshihajiro couple



キンクロハジロもいました。



suwako kinkuro




オナガガモもたくさんいました。sognoさんが谷津で見たのはこのカモだと思いますよ。



suwako onaga



久しぶりにミコアイサにも会えました!うれしかった!オスは白と黒でとてもスタイリッシュです。パンダガモとも呼ばれます。



suwako miko



私が見た時はあまりいませんでしたが、ここはカワアイサがたくさんいることでも知られています。時々遠くでドーンと鈍い音がしますが、諏訪湖の観光にはかかせないワカサギ釣り場の近くでカワアイサを威嚇するために鳴らしているそうです。ワカサギが最近激減しているそうです。



美しい鳥です。



suwako kawaaisa




諏訪湖の岡谷側の湖畔では、このように湖の鳥を楽しむ人がたくさんいました。



suwako swan birders



諏訪湖を後にして、三井の森へ向かいました。



途中で電線にとまる猛禽ノスリ(かな?)を見かけました。車からこんな写真が撮れるなんて諏訪ならではです。



suwa nosuri



冬にここへ来るのは初めてです。



suwa ryujin winter



竜神池が奥の方はまだ凍結していました。



木道に小さな鳥が降り立ちました。



suwa miso



ミソサザイです。



目の前で高らかに、あの美しいさえずりを披露してくれました。日本で一番小さい鳥の一つです。イギリスなどでもwrenと呼ばれ愛されています。



諏訪は自然度が高く、鳥もたくさんいてすばらしいところです。

コメント

諏訪

グル少しのところで残念でしたね。
でも冬の諏訪湖は白鳥やたくさんの鴨で楽しめましたね。
白鳥はやはりノーブルで美しいです。
諏訪ッチさんには会いませんでしたか?
冬の諏訪湖も2回くらい行ったことがありますが、
カワアイサには会ったことがありません。

竜神池や立石公園、懐かしいです。
ミソサザイが意外とかわいいのですね。
夕暮れの竜神池や白鳥の飛翔、ミコアイサ ・・・どの写真も素敵です。

諏訪湖

カンカンさん コメントありがとうございます!諏訪っちさんもツグミさんも近くにいたようですが、会えませんでした。今度行くときはご連絡して是非お会いしたいと思います。諏訪のバーダーはおおらかで親切で素敵でしたよ。

No title

素敵なブログですね。私も八ヶ岳西麓にセカンドハウスを持っているのですが、おもにスリーシーズンの利用で野鳥や登山などで過ごしています。なので諏訪湖、岡谷側湖畔や竜神池、権現岳などの今のようすが大変懐かしく感じられます。お写真も文章もたいへん素敵だと思います。ノスリ、諏訪では少なくないのですがこれほど近くで観察できることは稀ではないでしょうか。

冬の鳥見

トリヤマスキーさん はじめまして!拙いブログにご訪問いただきありがとうございます。八ヶ岳西麓だと原村あたりでしょうか。私は登山はしませんが、高山植物や山野草を見るのは大好きです。一度だけ白馬の栂池のお花畑に行った時の景色が忘れられません。諏訪をご存知なのですね。私は昨年から行くようになりました。冬は葉が落ちて鳥が見やすくなるので、冬の鳥見もいいですよ。冬にしか見れない鳥やルリビタキなどの鳥が地面で餌を探しているので、近くで見れたりします。写真も去年ニコンのコンデジP900を買って、手持ちで2000ミリ相当で鳥が撮れるようになり、鳥の写真が手軽になりました。主人は600ミリ相当のソニーのコンデジRX10ですが、これもおススメです。もちろん解像度は高価なデジイチには敵いませんが、気楽な鳥見には十分と思います。ノスリはきっと車からだったので警戒感なくて撮れたのかなと思います。これからもいろいろ山の楽しみ教えて下さいね。

No title

躍動感のあるお写真の数々、感動的ですね。
こんなにクリアに見えるなんて、さすが!
すっかり堪能させて頂きました。谷津干潟で私が見たのは
スマホだったのでぼんやりでした。そういえば、尾が長かったです。
教えて頂きありがとうございました~
今度、観察センターまで行きたいのですが、辿り着くのに時間がかかり
そうで、いつも半分くらいで諦めてしまいます。

sognoさん いつもコメントありがとうございます!鳥見は別に観察センターまで行かなくてもお散歩で行けたところまでで楽しめばいいと思いますよ。千葉は干潟が多いので、ちょっと海がみたいなと思ったときに、海も見れて、おそらく空を飛ぶ鳥がみれて、そういう場所がいくつかあってうらやましいです。波の音を聴いて、風にふかれていると日常を忘れてリラックスできると思います。10代で横須賀に住んでいた頃、よく荒崎の夕日を見に行って、岩に砕け散る波を見て時を過ごしていました。お気に入りの喫茶店で本を読むのもいいですね。積極的に抜けるところは大いに手を抜いて体と心を休めてくださいね。

諏訪湖

まだ行ったことがありません。
グルちゃん、そんな子がいるのですか。
毎年やってくる琵琶湖のオオワシの「おばあちゃん」みたいな感じなんでしょうか。
長野は鳥との距離が都会とは違うような。
写真もきれいです。

諏訪湖

みどりさん コメントありがとうございます!琵琶湖にもオオワシのおばあちゃんが来るのですか?オオワシは北海道ではよく見ることができますが、遠いシベリアから諏訪湖や琵琶湖まで来てくれるなんてうれしいですね。諏訪湖は映画「きみの名は」のモチーフになっているのではと言われていて、とても美しい処でしたよ。機会があったらぜひ行ってみて下さい。

No title

綺麗な写真、ありがとうございます。
あるばとろすさんの着物姿目当ての私ですが、この世知辛い世の中で、この清い鳥たちの姿を見て癒されています。

白鳥

NIKEさん はじめまして!コメントいただきありがとうございます。諏訪湖の白鳥の清々しさが伝わったでしょうか。白鳥の飛翔を見ると、なぜか「銀河鉄道の夜」の鳥捕りを思い出すんですよ。あれは鷺ですが、群で飛ぶ白い鳥となると白鳥が目に浮かびます。鳥捕りが一羽一羽触るとすっと固まりお菓子になってゆくという光景がビジュアル的に美しくて心に残っています。鳥の羽の美しさは着物や帯の美しさに通じるところがありますね。またコメントお待ちしています!

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プロフィール

あるばとろす

Author:あるばとろす
60代の東京の主婦です。2015年に祖母の着物を受け継ぎ、時々着ています。外資系企業で秘書や通訳ガイドをしていました。現在フランス語を学習中です。30年以上のバードウォッチャーです。あるばとろすはアホウドリの英名、仏名です。コメント大歓迎です。コメント投稿欄のパスワードは後からご自分で削除する時に必要なもので、なんでもいいです。An English and French speaking Kimono lover who goes out often to watch wild birds. Your comments are welcome if you like my photos!

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