着物で星岡日本料理講習会-4月


昨日は東京はものすごい強風が吹き、夜は雨と大荒れの天気でしたが、今日は穏やかな天気になったので着物で行くことができました。



2018 3 hosi kakejiku



椀     草もちむし うど 人参
焼物    魚の木の芽焼 グリーンアスパラ味噌漬
煮物    道明寺さくら蒸し ふき八幡巻き
小鉢    えりんぎ辛子味
酢肴    白魚、わかめ、きゅうり、生姜酢
ご飯    青豆ご飯



2018 4 hosi menu



今日も春を感じるおいしいお料理でした。



2018 4 hosi mamegohan



豆ごはんの星岡のやり方は、豆をゆでておいて別にしておいて(ゆであがってすぐにあげない。鍋底を冷水につけて豆が冷えてからあげるとしわにならない)、豆のゆで汁をつかってご飯を炊いて後で豆を混ぜるというものでした。米と一緒に炊いていないので豆の緑が鮮やかできれいでした。ご飯も豆のゆで汁を使っているので豆の味もほのかにしました。



私の父が生前自宅の庭でできた青豆を使ってよく豆ごはんを作ってくれました。ご飯と一緒に炊飯器で炊いていたので、豆の色がいまいちでしたが、豆の味が濃く私は好きでした。どちらをとるかはお好み次第、気分次第ですね。



椀だねはなんと!よもぎ麩で魚のすり身を包んだものでした。(工程は複雑なのでパス!)



2018 4 hosi wan



私が、この日、先生のお料理を見てすばらしいと思ったのは魚の木の芽焼でした。魚に粉山椒を少し入れたたれをつけて焼いて木の芽のみじん切りをちらすというお料理でした。



2018 4 hosi ainame hone



魚はアイナメ(鮎並って書くんですね!知らなかった~!)を使いました。アイナメは中骨があるので皮だけ残して細く切れ目を入れる骨切りが必要だそうです。トビウオ、スズキ、カマス、ハモ、タイ、サケでもよいそうです。スズキ、サケは骨切りが必要ないです。ハモはまっすぐの専用の包丁を使うそうです。普通の出刃だと皮が切れてしまうとのことです。



2018 4 hosi ainame kushi



この写真では、金串はこうして打つんだよというのを教えて下さるために串をさしていますが、実際は、粉山椒を少し入れたたれ(醤油大3、みりん大2、酒大1、砂糖小1、砂糖は好み)に20分くらいつけてから金串を打って遠火の強火で焼きます。串に刺さないと丸くなってしまいます。焼き目が少しついたら、刷毛でまたたれを塗って、焼きあがってから木の芽のみじん切りをかけます。



2018 4 hosi ainame yaki



アイナメの皮が結構歯ごたえがあったので、ひと口で食べれる大きさに切った方がいいと思いました。香ばしくて、山椒と木の芽の香りがあって絶品でした。



つけあわせのアスパラの味噌漬け(西京漬け)がおいしかった~!ほのかな塩味で味噌だと分かりませんでした。熱湯で1分塩ゆでしたアスパラにガーゼを使って味噌(西京味噌200g、酒300cc、みりん100ccを火にかけ水気をとばす)でくるみ、一晩漬けます。これは魚にも使えるとのことで、こんど試そうと思います。(味噌は2回くらい使えるそうです。)



道明寺さくら蒸しというのは、道明寺粉を蒸して丸めたものを鮭の切り身で巻いて蒸し、葛あんをかけたものです。手間がたいへんなので、家庭ではお店で売っているおこわを使って魚で巻いてもよいとおっしゃっていました。



この付け合わせの、ふきの八幡巻きもふしぎでおいしいお料理でした。



2018 4 hosi


恥ずかしながら、かんぴょうは、かんぴょう巻きしか知りませんでした。かんぴょうを柔らかくするコツは、水でもどしたかんぴょうの水をしぼり、塩を加えてよーくもむそうです。すると濁った水が出てきて、それをまた水で洗ってゆでるとよいそうです。そのやわらかくなったかんぴょうをゆでたフキ(縦に2~4等分してまとめる)に巻き巻きして、あぶって(水気を飛ばすため!)そしてだし、砂糖、塩の薄味で煮ます。なんともやさしく、フキの歯触りもよく、たくさん食べたいと思いました。(かんぴょうを巻く時に、かんぴょうの端に縦に切れ目をいれ、細いフキの端にひっかけて巻いていました。)



カンカンさんは菊地信子さんの展示会で出会った久米島紬をお召しでした。とてもお似合いでした。草履はクルミ表です。渋くて素敵です。



2018 4 hosi kume front



帯は花織。



2018 4 hosi hanaori



私はらくやさんのセールで出会った大島です。



2018 4 hosi oshima front



帯は京WA・KKAさんのポピーの帯です。おととしのサローネで見つけました。お気に入りです。2時間以上座っていたので着物がシワシワですみません。



2018 4 hosi oshima back



帰りはディープな魅力がたっぷりの阿佐ヶ谷の街をカンカンさんと散歩して楽しみました。

コメント

楽しさ3倍

今日は雨の予報からお天気に変わってよかったですね。星岡の日は料理を習うほかに着付け練習の日となりました。組み合わせを考えるだけで楽しいです。最初は雨だったので、木綿を着てみようかと思いましたが、天気も回復、絹の方が張りがあってやっぱりシャキンとしますね。
あるばとろすさんのお着物もいつも楽しみで、ポピーの帯がインパクトありました。私はいつもフツーですが、あるばとろすさんのコーディネートはvividな感じがします。紫の大島も素敵でした。
春のお料理は一番ワクワクしますね。今回は家でトライできそうなものが少ないですが、アスパラの西京味噌漬けと蕗のかんぴょう巻とかエリンギの和風の使い方とか参考になりました。
帰りの阿佐ヶ谷レトロ散歩も面白く、3倍楽しめた日でした。あの八百屋さんも優れものです。
一日ありがとうございました。

No title

先月の鶏のグリル焼きはもう2回も食卓に上りました。
お肉が柔らかく仕上がって、レシピをお教えくださって感謝です。
今月はお豆ご飯を真似っこしたいです。
いつもは大豆で炊くんですが、春ですもの緑のお豆いいですねえ♪

おお、ワタシも昨日はポピー帯でした i-179

料理講習会

カンカンさん、コメントありがとうございます!昨日も季節を感じる美味しいお料理をいただけて幸せでした。阿佐ヶ谷は、いろいろ探検すると面白そうな街でしたね。またお付き合い宜しくお願いします。

講習会

香子さん コメントありがとうございます。レシピが役立って嬉しいです。この講習会は先生の雑談が面白いです。テキストの素材だけでなく、別の素材だとこうやって使えるよとか、いろいろ教えて下さいます。西京漬は有名なお店で買うと高いですが、魚だけでなく野菜でも家でできるかなと期待しています。

有難うございます

いつもお料理の丁寧なレポート、有難うございます。アスパラの味噌づけ、豆ごはんなどすぐにもやってみたいと思います。
鮎並の漬けだれも、とっても美味しそう!他の物で応用出来そうで嬉しいです。

お着物素敵!紫の色がいいお色ですね~
一見縞かと思いましたが、とっても凝った大島で
何気なく着てらっしゃるところが流石!
私のポピーの帯は生成りです。
カンカンさんのお着物もいつも楽しみです。

お料理

phenix さん コメントありがとうございます。レシピがお役に立てば幸いです。phenix さんの卓袱料理の記事も美しく、そしておいしそうで、羨ましく眺めていました。素晴らしい文化ですね。phenix さんもポピーの帯をお持ちなのですか。もうすぐ咲き始めるので楽しみです。

春を感じるお料理が沢山でいい香りがこちらに届いてきそうです。
粋な大島にモダンなポピーの帯がよく似合います💕
私もこんな素敵な帯に出会いた〜い‼️

梨Rinさん コメントありがとうございます!京WAKKAさんの帯はポップな柄がかわいいですね。高知にもなのままさんというスターがいらっしゃいますね。すてきな作品をまとっているRinさんの着姿をいつも楽しませていただいています。

No title

どのお料理にも春を感じますね♪
レシピやコツを書いてくださってありがとうございます。
シワにならない豆や柔らかいかんぴょう・・・
今度やってみます。
お二人の
着物姿もステキです~♡

レシピ

桃ママさん コメントありがとうございます。ここの調理方法は魯山人の頃からのレシピを変えていないそうです。参考になれば幸いです。桃ママさんのお茶からもいつも季節を教えていただいています。ありがとうございます。

No title

今日のコーデも素敵!
よくお似合いになられてます。
毎日、介護生活に日に眼福ありがとうございます。

介護

19:26さん コメントありがとうございます。毎日介護生活なのですね。ご苦労様です!私も一時3人のおばあちゃんを看ていました。ケアマネさんやプロの方の支援に助けられていましたよ。ご自身も少しは息抜きをしてくださいね。

私好み!

素敵なコーディネート!!
帯は、まさに私好みです。
すごくお似合いです。
横から、アマリリスでしょうか、そっくろさんが、私も、帯の中に入れてと言っていそうな傾きが・・一味効いていますね。

アマリリス

トントンさん コメントありがとうございます!さすがトントンさん、アマリリスの気持ちになっていますね〜!😊ポピーの帯はこれから咲き乱れる時期なので、いいかな〜と思って選びました。

サローネ

あるばとろすさま
春の味覚のご紹介、緑に変わってゆく季節を感じながら、拝見致しました。
途中で、我が家の冷凍庫で冬眠をしていて、忘れ去られているよもぎ麩のことを思い出して、食べなければと苦笑してしまいました。

あるさまは、サローネで素敵な帯を(鶴の帯も!)手にされておられますね。サローネと相性がよろしいのですね。そして、見る眼がおありなのですね。
私は何故か、サローネに行くことができないのです。不思議です。

サローネ

月うさぎさん コメントありがとうございます。よもぎ麩はそのもちもち感が好まれているようで、懐石料理によく使われるようです。椀だねでもいいし、田楽でも美味しいそうですよ。
そうですね。サローネは私の着物好きを開花させたかもしれません。毎回たくさんの職人さんが来るので、実物を見せていただき、工程を見せてもらいながら話をするのがなんとも楽しいのです。着物好きの学園祭のような気がします。お友達と一緒に行くのも楽しいし、一人で行ってとことん聞きまくるのも至福の時間です。

No title

毎度♪
あるばとろすさんの着物 これ 大島なんですか 
こんな大島見たことない 
縞模様(*^▽^*) 
オシャレ― 色もいいわー 
好みです (*^▽^*) 
ポピーの帯も モダンで 良いわー 

まあ っ星岡さんの 御料理教室 続いてますね 
豆ごはん 食べたくなりましたわ 
早速 明日買ってきましょ (*^▽^*)

No title

ポピーがかわいいので WA・KKAさんの商品みたら 
木蓮のお気に入りの 青の薔薇の帯 ここのだったのねー 

きものの やまとさんで買ったんだけど  
ウキャー そりゃ このみのはずだわ 

大島

木蓮さん コメントありがとうございます。この大島は人形町のらくやさんのセールで見つけたのですよ。時々レンタル品とか放出するので掘り出し物が見つかる時があります。この縞は路で出会ったフランス人にブラボーと称えられて写真に撮られたことがあります!

ポピーの帯

木蓮さん WA・KKAさんのデザインは斬新でいいものがありますね。木蓮さんの青の薔薇の帯もここだったのですね。納得です。WA・KKAさんがサローネに出店していた時に見つけました。お気に入りの帯です。

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

あるばとろす

Author:あるばとろす
60代の東京の主婦です。2015年に祖母の着物を受け継ぎ、時々着ています。外資系企業で秘書や通訳ガイドをしていました。現在フランス語を学習中です。30年以上のバードウォッチャーです。あるばとろすはアホウドリの英名、仏名です。コメント大歓迎です。コメント投稿欄のパスワードは後からご自分で削除する時に必要なもので、なんでもいいです。An English and French speaking Kimono lover who goes out often to watch wild birds. Your comments are welcome if you like my photos!

着物の人気ブログ

バードウォッチングの人気ブログ

フランス語の人気ブログ

着物アルバム

ページの先頭へ戻る