5月の山  ある風景について

八ヶ岳に行ってきました



2018 5 minami alps



まだ雪を頂いた南アルプスです



山麓を歩くと、畑の畔にあるヨシ原からギョギョシギョギョシと大きな声が聞こえてきました



2018 5 ooyoshikiri

オオヨシキリです。



柵にとまっているのは、コサメビタキのメスでしょうか?キビタキやオオルリのメスも似ているのでむずかしいです。



2018 5 kosame



高い木の上にはコムクドリがいました。普通のムクドリよりコミカルな顔をしています。



2018 5 komuku



渓流沿いをあるくとカワガラスが盛んに水の中に潜って餌を探していました。なにしろ元気で、生命感にあふれています。見ているだけでこちらも元気になります。


2018 5 kawagarasu



八ヶ岳ではレンゲツツジがもう満開でした。このオレンジ色が大好きです。



2018 5 renge



いろいろな花も咲いていました



2018 5 narukoyuri
ナルコユリ



2018 5 kurinso
クリンソウ



2018 5 engosaku
セリバヒエンソウ(間違いを指摘して下さりありがとうございました。)



どなたかの別荘の玄関で猫ちゃんがこちらをのぞいていました。かわいいですね。



2018 5 neko



アマガエルもかわいい



2018 5 kaeru



アオゲラもいました。


2018 5 aogera



最近目にしたある風景についてちょっと意見を言わせてくださいね。興味のない人はスルーしてください。



今回はある峠で鳥がよく見れると聞いて、行ってきました。すると観察スポットだという水場に行くと、それはそれはたくさんのカメラマンがいて、異様な雰囲気でした。こんなに有名なのかなとあきらめて様子を見ていましたが、何かが普通の探鳥の様子とちがうのです。しばらく様子を見ていると、鳥たちが降り立つ水場に餌を置いている人がいました。自分たちがここにとまって欲しいところに餌を置いているのです。鳥が来ていない時は大きな声で世間話をしています。私達は自然の声や音を聞きに来ているのに、自然に対する配慮が全くありません。信じられませんでした。



東京の郊外の公園でカワセミの写真を撮ろうとして、絵になる枝を用意して餌付けをしている高齢者のグループは見たことはありましたが、大自然の山の中で、大勢の人の前で、このように堂々とふるまっていることに違和感を持ちました。彼らの目的はただいい写真を撮りたいだけ、それに尽きます。会いたかった鳥が目の前に出てきても、いくらいい写真が撮れてもちっともうれしくないのです。あまりに簡単に見れるため、次第に飽きてきます。なんということでしょう。



野鳥も自然の生き物も、簡単に見れないからこそ、その観察は楽しいのです。写真もなかなかうまく撮れないから、今度こそ!と頑張るのです。見れればいい、撮れればいいというわけではないのです。



同じ給餌でも冬季にバルコニーに餌台を置くのは、食べ物の少ない野鳥を助けます。厳寒の季節にタンチョウやハクチョウに餌をあげている人も種の存続を助けています。諏訪湖ではコハクチョウに餌をまくために、毎朝4時に起きて凍結した湖面を割りに行っていると伺いました。写真を撮るためだけに餌をまくのとはちがいます。



バードウォッチングや自然観察の楽しみはあくまでも生き物が主役です。私達は自然の環境を壊さないで、そっと見るだけです。40年前に探鳥であちらこちらを旅しましたが、こんな風景は見たことはなかったので、今回は本当にびっくりしました。



カメラマンの一人が、「餌やりをしていると文句を言う人がいるけれど、そんな人はここにこなければいい」と言っていました。「ここはそういう場所だから、それがいやなら来るなと。」



自宅に帰ってきてから、ショックが大きくて、長いこと心の整理がつきませんでしたが、ここにはそういう人がいると知っていても、そういう場所は通り過ぎて、自分達はいつものように自然を楽しもうと思いました。



オオアカゲラに会いました。枝の一部の皮をぐるっときれいにむいていました。すごいパワーです。普通のアカゲラは胸が白いですが、オオアカゲラは赤く縦じまがあります。



2018 5 ooakagera



ヒガラもかわいかったです。胸にシジュウカラのようなネクタイがありません。



2018 5 higara



自然のなかにこのような美しいものがいるということを紹介したくて、野鳥や生き物の写真をアップしていますが、その影響をよくよく考えることが必要だと再認識しました。いい歳をして考えが足りません。コメント下さった方、ありがとうございます。

コメント

人間はちっちゃな存在!

同感です。
人間は自然の中の小さな生き物ですが、
人間同士でも、ヘイトスピーチ等々で
傷つけ、足を引っ張り合う。
もっと謙虚で、おおらかでありたい!

なんだか

すごく残念な
人間てなんと傲慢なんだと思ってしまう
私はあまり写真が好きでは無いのです
カメラを持っていれば何でもOKという態度がどうもね
人が食事してる時断りもなくバシャバシャと写真を撮ったり
いくら自分の食事だからといっても他の人と場を共有してる事忘れて
人間だけでなく他の命と共有してる事も

排気ガスを撒き散らし、ただでさえ人の多い柳沢峠に探鳥に行く、というだけであなたも同じ穴のムジナ。そしてアナタがそこを歩くだけで、落ち葉の下にも踏み潰される夥しい小さな虫には思いさえ寄せない。そのくせ自分だけは高みの視点にいる、と思ってる発想が傲慢で香ばしいですね。それに画像はエンゴサクではなくセリバヒエンソウだね。科まで違ってるよ。

冬の餌やりは鳥を助けるからいいんだ、というのも極めて浅はかなものの見方。一匹の鳥がどれほどたくさんの昆虫を殺戮するかご存知ない?例えばチョウの翅の破れはほとんど鳥による被害。破れている個体は運良く逃げおおせただけでほとんどは食われてしまう。鳥の飢えだけ助ける、というエゴも、自然に対する冒涜だと自覚すべきだ。

人間はちっちゃな存在

和子ねえさん コメントありがとうございます。本当におおらかでありたいと私も思っています。

カメラ

ゼペットおばさん コメントありがとうございます。カメラの脅威をもっと自覚しないといけませんね。貴重なご意見ありがとうございます。

自然について

お名前は分かりませんが、コメントありがとうございます。花の名前の間違いも指摘くださりありがとうございます。訂正いたしました。貴重なご意見ありがとうございました。とても考えさせられました。

No title

野鳥写真のブログが氾濫しています。はたして自然保護や野鳥愛護でありうるかどうか、十分にこれを警戒しなければなりません。野鳥を勝手に撮っているだけなのに、自然保護とかなんとかやっている気になっているとすれば笑えます。

私のなかで八ケ岳や諏訪地域で警戒すべき野鳥のブログ(野鳥愛護を装っている欺瞞)は次のようなものです。ペンションアルビオン、諏訪っち、ごしたいずらなど他にもありますが、いずれも承認欲求(イイネ狙い)に由来するもので、アルビオンはビジネスに直結しており、野鳥愛護とは無縁です。
野鳥にとって何があるべき環境なのかを考えますと、答えは一つだけではないように思えるのですが、どの時代においても、人間だけの目で見てはいけないということだけは確かなようです。

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そこに愛はあるか

とても考えさせられるテーマであり、私がずっと考えてきたことでもあります。
野鳥写真を撮る人には二種あり、一つは野鳥が本当に好きで、ついでに写真も撮るという人達。もう一つはカメラ(写真)好きで被写体として野鳥を選んだ人達。
今は後者が主流です。
私がカメラ教室に入った時、被写体に対する愛がない人達が多いことにショックを受けました。
マナーの問題という人もいますがマナー以前に愛の問題でしょう。
愛は相手を写真という形であれ所有することではなく、相手をあるがまま生かすことだと思います。
その為には相手を知ることが大事。
野鳥だけでなく生態系そのものを。
そうすると自ずと取るべき行動が見えてきます。
でも、そんなこと生真面目に言うと「自然保護のうるさいおばさん」扱いされます。
良い写真を撮るだけしか頭にない人と敵対するのではなく、冷静に上手に説得して味方に引き入れることが大切なんだと思います。
難しいですけど。
めげないでくださいね。
応援してます。

カメラ

トリヤマスキーさん いろいろご指摘ありがとうございます。これまで何十年も双眼鏡とフィールドスコープで野鳥や自然を楽しんでいましたが、昨年初めてカメラを手に取るようになってて、見る人から撮る人に自分もなっていたのですね。その自覚が大変足りていませんでした。皆さまのご指摘に感謝しています。人間からの視点ではなくということに気がついたのも大きいです。

No title

同感です。人間の一足一足が、自然をむしばんでいくように思えてなりません。
鳥さんもそうですが、夏になると、子供に虫を採ってやろうと、やたらに、木を蹴飛ばして歩く大人が増えます。最近の夏は暑くて、樹木も頑張って生きているのに、そして、木陰を提供してくれているのに。。。。ざんねんです。

コメント

09:11内緒さん コメントありがとうございます。本当にいろいろなコメントがありますが、励まされています。批判も、自分が考えもつかなかったことをうかがえて、とても大事だと思っていますよ。

自然の中で

みどりさん コメントありがとうございます。「そこに愛はあるか」というのはとても状況を言い得ていて、すばらしい観点だと思いました。ありがとうございます。40年前に2月の鶴居村で雪原のタンチョウを見ていた時、ずらっとカメラの砲列が並ぶ中、一人で見ていました。その時、「野鳥の会の人は、鳥だったら何でもみるんだよね」「俺たちは美しい物しか撮らない」と言っていたのが忘れられません。手軽なカメラが開発されて、鳥の写真が簡単に撮れるようになって、自分も野鳥の写真を撮るようになりました。私はそういう人たちとは違うと勝手に思っていましたが、そうではないことがよく分かりました。自然を愛好する姿勢をただされてよかったと思います。

自然

ふうちちくさん コメントありがとうございます。人間の一足一足が、自然をむしばんでいく。肝に銘じないといけませんね。

八ヶ岳での経験

雪をかぶった八ヶ岳の写真をみて、気持ちが広がっていくような感じがして、私のお気に入り系のコサメビタキや今の花や鳥たちを見せていただきありがとうございます。
カメラマンとの遭遇で、私もいろいろなことを考えさせられました。自然が相手だったので生態系にまで話が及びましたが、その場所にいることを楽しむことが第一でカメラは二次的なものかと思っています。今はカメラ人口がすごく増えていて、先の古河庭園で私も急増しているので本当に驚きました。そんなにカメラ人口もいない何十年か前でも、奈良の浄瑠璃寺に行った時に土門挙と同じアングルから写真を撮ろうとしている人たちが三脚を大勢たてていて、他の観光客が邪魔だとばかりの表情で驚いたことがありました。こうなるとマナーというよりモラルの問題かと思ったことがあります。
自然環境に対する人間のかかわり方についてはいろいろな意見があり、自分なりにどうしていったらいいか改めて考え直すことが必要かなと思いました。

カメラ

カンカンさん コメントありがとうございます。カンカンさんもちょうど同じようなことを思ってらっしゃったのですね。私もいろいろ考えさせられました。

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カワセミ

20:37さん コメントありがとうございます。東京の公園ではカワセミは普通に見られるようになってきています。餌付けしているところは少ないと思いますよ。(そう思いたいです。)その後、いろいろ調べていますが、カメラマンの心無い行動が各地で報告されています。自分も生き物のひとつにすぎないという謙虚さが必要ですね。

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プロフィール

あるばとろす

Author:あるばとろす
60代の東京の主婦です。2015年に祖母の着物を受け継ぎ、時々着ています。外資系企業で秘書や通訳ガイドをしていました。現在フランス語を学習中です。30年以上のバードウォッチャーです。あるばとろすはアホウドリの英名、仏名です。コメント大歓迎です。コメント投稿欄のパスワードは後からご自分で削除する時に必要なもので、なんでもいいです。An English and French speaking Kimono lover who goes out often to watch wild birds. Your comments are welcome if you like my photos!

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